Archive for the ‘業種別集客・増客方法’ Category

北海道札幌市西区のスーパーのチラシです。

日曜日, 11月 6th, 2011

両面ともカラーではなく1色刷りなのですが、いつも長蛇の列です。

必ずチラシには、、お店からのメッセージが書いてあります。

スーパーは特に何が幾らという「機能」で終始しがちです。

機能を説明するためにフルカラーにしますが
「想い」を添えてくるスーパーのチラシは稀有な存在ですね。

繁盛店から学ぶ接客の基本とは・・?

土曜日, 2月 6th, 2010

遠方よりから、集客の御相談者がいらっしゃいました。
守秘義務があるので詳しくは書けませんが赤字の温泉施設の御相談でした。
集まって会議をすると色々なアイディアが出る時もあるけれど
「じゃあ、それどうやるの?」と言う意見で終了して打開策を見いだせないのだそうです。

その時の面談で使ったイタリアンにちょっと感心したので御紹介します。

「接客」が基本に忠実なんです。←これが肝。
イタリアンレストランに太っちょの店長、が
キャラを活かしてなのか自然にそうなるのかフレンドリー。
満席状態にも関わらず・・
満席なので帰ってしまう方もいますが、太っちょの店長が、きちんと外までお送りして最敬礼。

明らかにビジネスマン然しているからだと思うが2人のテーブルまで来て名刺を差し出し挨拶。名刺を出されるとこちらも自分の名刺を出してしまう。

帰りも外まで送ってくれた。この日は-10℃、でも最敬礼。

何だ、特段凄い事してないじゃないかと思うかもしれない。
でも基本が出来ていなければお金をかけて集客しても長続きはしない。
広告業界に足を踏み入れて20年以上経って痛感している・・・

追記

お店は札幌市中央区南1条西5丁目 オリゾンテ さんです。

工務店の増客・集客方法

火曜日, 1月 6th, 2009

私は住宅雑誌リプラン勤務時代から今年で通算11年北海道の工務店さんと、お付き合いさせて頂いている。昨日、新年のあいさつ回りで工務店の社長と話していて、改めて工務店の儲かる王道を認識しました。

OB客が宝の山なのですからカラーのチラシなど止めて浮いたお金をOB客に使えば良い。ただこれだけです。モノクロでも充分です。


新規客の獲得が一番コストがかかる。でも新規開拓をしなければ存続出来ない。
これは工務店に関わらず、どの業種でも当てはまる。

但し、既存客のメンテナンスがキッチリ出来てからの話です。
実は工務店の業態のウィークポイントがここに
あります
中小企業で
あります工務店は社長が経営、営業(新規開拓)、現場(施工管理)、勉強(主に建築技術)と一人で何役もこなさなくてはいけない宿命にあります
そのためOB客を、まめに回るゆとりがないの
です。
お客様にしたら数千万円で一生に一度の買い物・・・せめて年に一度は訪ねて来てくれたら・・
と言うよりは来ないと「建てる前はあんなに来てたのに建てた後はパッタリ来ない」と言うのが代表的なクレームです。

社長に悪気など全く無いのです。むしろお客様に良い住宅を提供しようと必死なのです。
物理的に無理なのであります、業歴が永くなればなるほどに・・
仮に業歴20年、年間新築住宅を平均10棟だとすれば累計で200棟。
もう対応できるレベルではなくなってくる。
マンパワーでなんとかしようと言う発想だと結局金縛りにあってしまう。

ニュースレターでもOB謝恩祭でも良い、OB客との接点を増やす仕組みを作る事が大切なのです。

閑古鳥が鳴くスナック

日曜日, 1月 4th, 2009

不景気のあおりを受けて廃業する飲食店が後を絶たない。今回は事例を出して検証してみたい。札幌の繁華街ススキノにあるスナックの事例。この店は特に特徴は何もない。カウンターが4〜5席、ボックスが2つでカラオケも歌える。ママがざっくばらんな性格で明るいママのいるスナックである。自分も何度か行き、仲間も連れて行った事がある。

前述したとおり平凡なスナック。特徴は明るいママ。しかしそのママには致命的な欠陥があるのだ。
口が軽いし悪口を言うママなのだ。酒場の会話を言いふらすのである。一見明るくて良い人に見えるが酔って言ったグチの類を心の中にしまっておけない。お客さんからしてみれば大事な商談などとてもではないが出来ないのである。最近どうも客足が落ちているようである。
確かにススキノは人通りが少ないが満席で入れない店もあるのである。

貧すれば鈍すと言う言葉があるが、一緒に行った仲間で、その後単独で行っている人からも評判が悪い。
その評判とは「プチボッタ」しているんだもの。要は千円単位でお会計を誤魔化すと気が付かれるが数百円お会計を上乗せするのである。実際にやっているかどうかは分からないが、流行っていないと聞いているのでやりかねないなと思った。

多分ママは不況のせいだと思っているだろう。しかし違うのである。ママそのものが業績不振の原因なのである。

スナックを繁盛させるのは、おもてなしの心。これ以外にないのである。私が開店以来6年間通っている店がある。この店は準会員制であるから誰もかれも入れない。来たお客さんを断る事もあると言う事だ。ましてや、この店は繁華街から少し外れた場所にある。常連さんを大事にするためにしている事なのである。私は接待や会合などで気を遣う飲み会の帰りには必ずこの店に立ち寄り「ホッとして」から家に帰る。

商売の原点だがお客さんを大切にする。店の内装やチャームなど関係無いのである。珍しいお酒も必要無い。

飲食店の場合なら食べ物がウマイ、これ以外に必要なものは一切ない。

うなくいかない店ほど、これ以外の事に神経とお金を使う。

広告はこれが出来てから次の段階の話である。